NOTES OF A JOURNEY

チャーシュー丼

先日このBlogにも載せたレシピで、再びチャーシューを作りました。肩ロースの塊肉1kgをタレに漬け込むこと4日間、オーブンでじっくり焼き上げ、ジューシーで味わい深いチャーシューが完成しました。

いつもはラーメンのトッピングにしていますが、今回はチャーシュー丼にアレンジしてみました。ご飯の上に千切りキャベツ、その上にチャーシューを敷き詰めて温泉玉子を落とし、ネギとゴマをふって出来上がり。まさに男の料理。旨かった！

モロッコで一番食べたくなったもの・・・かつ丼

モロッコグルメは、不味いとまでは言わないまでも、残念ながら素晴らしく美味しいものではありませんでした。ものによってはとても口に合いましたが、まあ大半はぼちぼちといったレベルです。ただ如何せん許容しがたいのは、味付けが単調であり、また料理の種類が少ないことです。基本的にメイン料理は、クスクス、タジン（煮込み）、ブロシェット（肉の串焼き）の3種類のいずれかから選びます。どうしても飽きてしまうのです。

そこで、旅の途中から異常に日本食が恋しくなりました。中でもどういうわけかかつ丼。玉子とじかつ丼を無性に食べたくなりました。醤油ダシを味わいたくなったからでしょうか。それともイスラムの国で豚肉をずっと口にしていなかったからでしょうか。

いずれにせよ、そういうことで帰宅後すぐに玉子とじかつ丼を作りました。前回これを作った時には上手に玉子でとじることができませんでしたが、今回はばっちり。NHK番組「ためしてガッテン」で紹介されている方法に従えば、簡単に上手に出来上がったのでした。玉子が半熟で良い感じです。

ああ、本当日本食って旨い。

コロッケ

ロンドンで初めて、クリームではなく、ポテト&ビーフの方のコロッケを作ってみました。ほっくりさくさくと、納得の出来上がりです。コロッケって本当に美味しい。 ちー坊流☆ほくほくさっくり男爵コロッケ☆ by ちー坊。

ところで、自分の作った料理を振り返ってみると、揚げ物の比率が高いような気がしないでもありません。自分で自分1人のために作っていると、どうしても好みが色濃く反映されてしまうようです。もう少しバランスを考えた方が良いのだろうかと思う今日この頃です。

ロンドンでウニの殻を剥く

先日、自宅近くにフレンチ食材店があるのを発見しました。最初は単に生鮮食品店だと思っていたのですが、普通のスーパーでは見掛けない食料品が多く売っているので不思議に思っていました。何度か通っているうちに店内でフランス語飛び交っているのに気が付いて、ようやくそこがフレンチ食材店だと分かったのでした。

そんな店で棘が短くカットされているウニ（殻付き）が売っているのを発見。店員に聞いてみたところ生でも食べられるとのことだったので、勇気を出して2つ購入しまてみました。2つで5￡（=650円）、果たしてこれは高いのでしょうか安いのでしょうか、疑問です。まあそれはさておき、買ったのはいいものの、もちろん日本でも殻付きウニなんて触ったことがありません。剥き方が分からなかったのでネットでどうにか調べました。ウニの口をこじ開けたり、黒い内臓を取り除いたりするのはなかなかグロテスクでした。

ということでウニ丼の完成！まさかロンドンの自宅でこんなものを作ろうとは、思いもよりませんでした。残念ながら日本のウニの味には及びませんが、十分磯の風味も感じられるし、ロンドンで食べるものとしてはまあ合格点をあげたいなと。これからもウニを見付けたら時々買ってみようと思います。

玉子とじかつ丼

先日おろしかつ丼を作りましたが、今回は初めて玉子とじかつ丼を作ってみました。めんつゆを使うととても簡単。うまい具合に玉子も半熟になって、手軽に美味しくいただくことができました。ただ不満なのが、かつ全体に玉子を絡ませられなかったこと。フライパンにまずかつを入れ、続いて溶き卵をその上に回し入れたのですが、どうしても下にこぼれ落ちてしまってかつの下側の部分に片寄ってしまいました。どうやったら上手にできるんだろう？ 旦那の大好物『玉子とろ～り、カツ丼』 by MEGuREEN

ところで、手抜き料理ばかり載っているので重宝している「Cookpad」、気に入ったレシピを随時自分のページに保存していたのですが、あまりにも利用しすぎてとうとう無料ユーザーの保存制限数いっぱいになってしまいました。いよいよプレミアムサービス登録です。

味付半熟玉子

ラーメンに乗せる美味しい具を考えたところ、ついに「味付半熟玉子」に行き着きました。

ニンニク、生姜、ネギをたっぷり入れたタレに半熟玉子を4日間漬け込み完成。少し締まっていながらもとろーりとした黄身、しっかりと味が染み込んだ白身、絶妙の味付玉子に仕上がりました。自家製チャーシューと共にラーメンに入れて食べましたが、もう最高。自宅でのラーメンにここまで手を掛けていることに我ながら呆れますが、さすがに美味しくなりますね。 （写真有）黄身までしっかり味付け！トローリ味付半熟たまご by ちゃこ＠北海道

バレンタインたこ焼き

2月14日、バレンタインデー。ロンドンに住んで長い日本人女子A子に「普段お世話になっている俺にチョコレートの1つもないのか？」とたずねたところ、「はあ？ここはイギリスよ。男子が女子にバラを贈らないと」と返されてしまいしました。バレンタインは女子が男子にプレゼント、というのはやはり日本限定の風習。イギリスではむしろ逆の傾向の方が強いようです。あれ・・・、それともA子が僕に何も贈りたくないだけだったりして。

まあそれはさておき、そんなグダグダのバレンタインデーだったので、単身赴任中の先輩を呼んで、ロンドンで初めてたこ焼きを、厳密に言うとたこが手に入らず代わりにイカやエビをつかったシーフード焼きを、作ってみました。ふっくらと出来上がり、実に美味しゅうございました。ロンドンにたこ焼き鍋を持参するくらいのたこ焼き好きですので、大満足です。チョコレートよりも絶対に旨いと胸を張りたいと思います。

クリームコロッケ

生まれて初めてクリームコロッケを作りました。焦がさないように牛乳を何回かに分けて小麦粉を溶かしてベシャメルソースを作ったり、揚げる際に分解しないようにそのソースを冷蔵庫で1時間以上冷やしたりと、結構神経を使いました。中身がちゃんととろーっと出来上がって、とてもとても美味しくいただけました。

そういえばベシャメルソース自体初体験だったのですが、クリームシチューやらグラタンやら使い回しがきいて重宝しそうです。

手羽元から揚げ

手羽元のから揚げを作ってみました。醤油、酢、砂糖、しょうが、唐辛子で作ったソースがどことなく中華風でなかなか美味でした。酸味に加えて少しぴりっとして、ビールととても合いました。 ドラムスティック♪（夕飯のおかずに） by り

それにしてもチキンが安い。手羽元500gで1.5￡（=190円）。実は初めての鶏料理のような気がしますが、今後は登場する機会が増えそうです。

ハチミツチャーシュー

実家の母が作る大好きな料理の1つにチャーシューがあります。少し甘めの味付けとジューシーな肉汁が抜群に美味しくて、昨年8月渡英前に「最後に何が食べたい？」と言われた際にリクエストもしました。そんなチャーシューのレシピを、年末年始に帰国した際に母より聞き出してきたので、早速作ってみました。

中華街まで行ってわざわざ仕入れてきた豚肩ロースのかたまり肉をたこ糸で縛り、オイスターソース、醤油、味噌、ハチミツ、料理酒に3日間付け込みます。味をしっかりと馴染ませた後で、オーブンで焼き上げて完成。期待通りの味に出来上がったので、大満足でした。 ハチミツチャーシュー by 直吉丸

もちろんラーメンとの相性もばっちり。日本からはるばる運んだ生ラーメンを美味しくいただくのに、存分にその役割を果たしてくれました。